78話

レジーナの濡れた寝間着はダグラスによって床に捨てられた。

彼女は体にぴったりとしたアンダーウェアだけを身にまとっていた。

浴槽のお湯は少し冷めていたが、レジーナは全身が燃えるような感覚を覚えていた。

白く泡立った泡が二人の体を隠していたにもかかわらず、その近さゆえにお互いの身体の変化を感じずにはいられなかった。

彼の硬さが彼女の柔らかさに触れているのが感じられた。

「前回約束したこと、覚えてる?」とダグラスは尋ねた。

「前回?」レジーナは混乱して繰り返した。

ダグラスの口調は何気なかったが、明らかに彼女に思い出させようとしていた。「君が僕の浴室に入ってきて、あれを見た夜のことだよ...

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